どうもおつぽんあっこです!!
この記事を読んでいる方はおそらく
●公務員を目指している方
●特別区を志望している方
●特別区の二次試験を控えている方
だと思います。
特別区ってどこの区がどんなことをしているのか、
1区ずつ調べるのはとても大変ですよね。
そこで!!
このブログ・記事では
元特別区職員の私・あっこが
23区それぞれの魅力や現在直面している課題について
各区が発行している「基本構想・基本計画」を参考にしながら
わかりやすく紹介しています。
今回は
港区編!!
ということで港区の基本的な情報から、魅力・現在直面している課題について
紹介していきます!
●港区を志望しているけど、港区をあんまり知らない
●面接対策として、港区の魅力や課題を知りたい
そんな方はぜひともこの記事をご覧ください!
また、他の区についても紹介しているので、是非ご覧ください^ー^
動画でも港区について紹介しています!↓
こちらからどうぞ
この記事はこんな人におすすめ!! |
●公務員を目指しており、特別区を志望している方 ●特別区を志望することまでは決まっけど、どこの区を志望するかやなんでいる方 ●23区それぞれの魅力や直面している課題を知りたい方 |
港区について
港区の基本情報その1【港区ってどんなまち?】
「港区」
名前は聞いたことあるけど、実際どんな街なのかは知らない、あまり行かない
という方も多いのではないでしょうか?
港区は23区の中で
●事業所数
●従業員数
が1番多い区であり、それは会社やお店が多いことを示しています。
いわゆるオフィス街であり、日本で1番経済が活発な街とも言えます。
そんな港区は
◯芝地区(東京タワー、虎ノ門ヒルズがある場所)
○麻布地区(六本木、国立新美術館、麻布十番など)
○赤坂地区(神宮外苑、いちょう並木)
○高輪地区(高級住宅街)
○芝浦港南地区(お台場)
の5つのエリアに分かれており、各エリアに特徴があります。
港区はオフィス街だけでなく、観光地もたくさんあり、
現在では多くの外国人観光客が港区を訪れます。
港区の基本情報その2【人口】
オフィス街であり、有名な観光地も存在する港区
そんな港区にはどれほどの人が暮らしているか知っていますか?
港区には約25万人もの人が暮らしています(平成28年度時点)
人口減少が叫ばれる中、港区の人口は年々増加しており、
2021年には26万人、2027年には30万人を超えると言われています。
また、港区は「昼間人口がほかの区に比べて圧倒的に多い」のが特徴です。
港区の昼間人口は約90万人にも登りますが、これは区内に事業所がたくさんあり、
区外から多くの人が港区に働きにきていることを示しています。
【港区の魅力その1】とにかくオシャレ
港区と聞いて多くの人が連想する言葉、それは
オシャレ
港区ほどこの言葉が似合う区はないと思っています(笑)
住人が「シロガネーゼ」と呼ばれる白金をはじめ、
六本木、麻布、赤坂、青山、高輪など、高級住宅地が密集するエリア。
港区の住宅街を歩いているといかにもセレブで格式の高い住民が歩いている姿を
みることができます。(高そうなわんちゃんとか連れて歩いています)
また、東京タワー、お台場など多くの観光スポットも存在する港区は
23区の中でも特に人気が高いです。
私もお金があるなら港区に住みたいです。。。
【港区の魅力その2】子育て支援が充実している
これは意外に思われるかもしれませんが、現在港区には若い世代の流入が多いのです。
その理由として
●出産費用助成金が60万
●区立のスポーツセンターが400円で利用できる
など、港区は子育て援助に力をいれています。
このように福祉が充実しているのも、港区の魅力ですね。
港区が目指している姿
現在でも魅力的な港区ですが、今後より魅力的な街を目指すため、
基本計画では以下のような目標を掲げています。
●かがやくまち
●にぎまうまち
●はぐくむまち
以上の3つの視点をもとに基本政策を掲げています。
かがやくまち | 都心の活力と安全・安心・快適な暮らしを支える街をつくる |
環境にやさしい都心をみんなで考えつくる |
|
にぎわうまち |
地域の課題を自ら解決できる コミュニティをつくる |
港区からブランド性ある 産業・文化を発信する |
|
はぐくむまち |
明日の港区を支える 子どもたちを育む |
生涯を通じた心ゆたかで 健康な都心居住を支援する |
【港区が目指している姿】
かがやくまち(まちづくり・環境)
港区は現在、多様な人々が暮らせる街を目指しているだけでなく、
魅力的な都心生活の舞台をつくるた めの施策を展開しています。
世界に開かれた先駆的で活力あるまちの基盤整備のほか、
防災対策の充 実、安全で安心して暮らせる都心づくりを進めています。
【港区が目指している姿】
にぎわうまち(コミュニティ・産業)
港区は今後さらに多くの外国人観光客に訪れてもらうために
各地域の歴史的・文化的資源の 活用に取り組んでおり、
都市観光の更なる展開や、世界に発信できる国際性豊かな文化活動を支援しています。
【港区が目指している姿】はぐくむまち
港区は健やかな子どもの「育ち」を支える環境の整備を行っています。
幼児・児童・生徒数の増加に対応して いくとともに、
子どもの個性、地域の特性を生かす学校教育を進めていきます。
また、子供の育ちを支えるだけでなく、
高齢者や障害者の方々が自立した生活を送れるようなまちづくりを進めています。
港区が直面している課題
【課題その1】多様な人が共生する地域社会の実現(港区)
日本全体で少子高齢化が進行する中、港区の人口は増 加しており、
また、人口の 7.7%が外国人住民で占められているなど、他の区に比べて国際性豊かな
まちです。年齢、国籍、 障害の有無に関係なく、港区に住む全ての人が住み慣れた地域で
いつまでも安心して自分らしくいきい きと生活を送ることができる
環境整備を推進していく必要があります。
また、港区の昼間人口が90万人を超えることから、区民だけでなく
区内で働く人、観光客など様々な人に配慮したまちづくりが必要になります。
課題1に対応するための事業(港区)
港区は多様な人が共生する社会を実現するために
●かがやくまち
●にぎまうまち
●はぐくむまち
3つの視点から以下のような事業を展開しています。
各視点 | 行っている事業 |
かがやくまち | 歩道の整備 |
指定喫煙場所の整備
|
|
にぎわうまち |
港区マラソンの実施
|
はぐくむまち |
認知症ケアの推進
|
児童発達支援センターの設置
|
【課題その2】
想定される危機に対する「安全・安心」の強化(港区)
近い将来、首都直下地震などの大規模地震の発生 が予想されています。
大規模な地震が発生した場合、昼間人口が多い港区では
約46万人もの帰宅困難者が発生することが見込まれています。
そんな自然災害などの様々な危機に対し、区民の生命と財産を守るための取り組みを
強化する必要があります。
課題2に対応するための事業(港区)
上記のような危機に対応するため、以下のような対策を行っています。
かがやくまち |
・帰宅困難者対策の強化 |
●電線類地中化の推進
都市防災機能の強化、快適な歩行空間の創出、美しい街 並み景観の形成などを図るため、
電線類地中化に優先的に取り組む地域 や路線を示し、電線類地中化を行っています。
●高層住宅の震災対策の推進
港区は他の区に比べて高層住宅が多く存在します。そんな高層住宅の共助体制の強化を
目的に各住宅の強みや弱み、防災対策の取り組み状況を一目で把握できる「防災カルテ」
作成しています。
【課題その3】東京 2020 大会を見据えた ソフト・ハードの取組の推進(港区)
トライアスロンを始め、2020年オリンピック・パラリンピックの開催地となっている
港区ではスポーツ振興や文化芸術振興をはじめ、バ リアフリー化や観光振興など、
幅広い分野 におけるソフト・ハードの様々な取組を推 進し、
大会後も街に残るレガシーを生み出すことが求められています。
また、大会に伴いよりいっそう外国人旅行者が区を訪れるため、多言語対応やバリアフリー
を進めるなど、港区を訪れる誰もが快適に過ごせるまちづくりが必要です。
課題3に対応するために(港区)
港区は上記の課題に対応するために以下のような対策を行っています。
各視点 | 行っている事業 |
かがやくまち | 快適な公衆・公園トイレの整備 |
暑さ対策に対応したクールスポットの整備
|
|
にぎわうまち |
観光案内活動の促進 |
ホテル・旅館等を活用したシティプロモーションの推進 |
|
はぐくむまち |
東京 2020 大会等に向けた気運醸成の取組の推進 |
港区ならではの文化プログラムの推進 |
まとめ(港区の魅力・課題)
今回は港区の魅力や現在直面している課題、その課題を克服するためにどんな対策を
行っているかについて紹介しました。
今回紹介したものが全てではないので、より詳しく知りたい方は
港区役所のホームページに基本計画や基本構想が載っているので
見ていただければと思います。
それではまた!!
動画で使用したスライドはこちら
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