どうもこんにちは!
元特別区職員のあっこです!
公務員を目指している方であれば聞いたことがある人も多い
国税専門官
実はこの国税専門官、公務員試験の中でも倍率が低く合格しやすいのです!!
この記事では
◯国税専門官の仕事
◯なぜ国政専門官が合格しやすいのか
について紹介していきます。
国税専門官の面接について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
知らないと損する!?国税専門官二次試験+採用面接の全て
国税専門官とは?
国税専門官とはわかりやすく言うと
国税局や税務署で働く職員
のことです。
国税専門官は国家専門職に当たり
国家一般職や地方公務員と比べて給料面での待遇が非常に良いことが特徴です。
また国税の職員は主に以下の3つの仕事に分かれます。
国税調査官 | 納税義務者である個人や会社等を訪れて、適正な申告が行われているかどうかの調査・検査を行うとともに、申告に関する指導などを行います。 |
国税徴収官 | 定められた納期限までに納付されない税金の督促や滞納処分を行うとともに、納税に関する指導などを行います。 |
国税査察官 | 裁判官から許可状を得て、悪質な脱税者に対して捜査・差押等の強制調査を行い、刑事罰を求めるため検察官に告発します。 |
国税専門官の過去問はこちら
なぜ国税専門官は合格しやすいのか
さて、ここからが本題です。
なぜ他の公務員に比べ給料面で待遇が良い国税専門官が合格しやすいのか。
大きな理由として
①世間からブラック扱いされており、受験生から人気がない
②人気がないゆえに、最終合格者を大量に出す
③筆記試験のボーダーが恐ろしいほど低い
の3点が挙げられます。
国税は世間からブラック扱いをされ、受験から人気がない
国税専門官は毎年2ちゃんねるでブラックだと言われるほど、
忙しく、体力が必要な仕事だと言われています。
たしかに繁忙期は残業もあるそうですが、
世間一般でブラック企業で働いてる人に比べると、
労働条件は良いようです。
市役所も忙しい時は忙しいのですが、国税は昔から忙しいイメージがあるせいか
今でも忙しく大変なイメージを持たれています。
そのことから、公務員受験生からは人気がありません。
国税は最終合格者を大量に出す
上記の理由から国税は公務員受験生から人気がないため
最終合格者を多く出します。
それは内定を出しても内定を辞退して
他の官庁や自治体に行ってしまう受験生が後を絶たないからです。
また、国税は転勤があるため
どうしても地元志向型の受験生からは敬遠されがちです。
以上の理由から国税は人気がないので受かりやすいのです。
かく言う私も、東京国税局から内定をいただきましたが、
その後、特別区から内定をもらったため、国税局を辞退しました。
筆記試験のボーダーラインが恐ろしく低い
また、国税が合格しやすい理由として
筆記試験のボーダーが低い
ことも挙げられます。
公務員試験のほとんどには
足切り点(教養試験・専門試験が一定基準の点数に届いていない時点で不合格)が
存在しますが、国税が
教養試験+専門試験の合計が38点
を取っていれば筆記試験は通過できると言われているほど、
他の公務員試験に比べて低いのです。
参考までに、ここ数年の教養試験と、専門試験の合格最低点について載せておきます!
国税必須の商法と会計学は勉強すべき?
さて、国税が合格しやすいことはわかりましたが、
国税を受験する上で最も厄介なことがあります。それは
商法と会計学が出題される
ということです。
他の試験で商法と会計学が出題されることは少ないので
この2科目を国税のためで勉強しなければならないの?
という疑問がありますが
勉強しなくても問題ありません!!!!
国税の専門科目は上記は必須回答ですが、
憲法・行政法、経済学、経営学、政治学・社会学などは選択することができます。
そのため、他の専門科目で点数が取れるであれば、商法、会計学を勉強しなくても
筆記試験は通過できます。
どうしても合格したいと言う方は予備校の参考書などで少し勉強しておけば大丈夫です。
私は商法は少しだけ勉強しましたが、会計学は何一つ勉強しませんでしたが、
合格できました。
まとめ【国税専門官】
今回は国税専門が合格しやすい理由について紹介しました。
国税の面接や特別区について他の記事にて詳しく紹介しているので
ぜひそちらもご覧ください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
国税専門官の面接について詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
知らないと損する!?国税専門官二次試験+採用面接の全て
国税専門官の過去問はこちら↓