公務員にも出向がある?出向のメリット&デメリットを紹介します

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どうも!元特別区職員のあっこです。

私は新卒で特別区の区役所に就職しましたが、区役所での業務経験はゼロです。

それはなぜか!?

それは、私は入区したその日から別の職場に出向を命じられたからです、、、!

そこで、この記事では入区初日から出向を命じられた私
●出向について
●出向の経験談
●出向をして感じたメリット&デメリット

について紹介していきます!

※あっこはこんな人間です
【簡単プロフ】
●偏差値30台から早稲田大学に現役合格
●都心の第一志望区に入区するも1年で退職
●自転車で東北・北海道を周る

この記事はこんな方にオススメです
●出向について知りたい方
●公務員はどこに出向するのか知りたい方

●出向のメリット・デメリットを知りたい方
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出向とは?(公務員の出向)



そもそも「出向」とはなんなのか。

出向とは

「勤めている会社の本店から同じ会社または関連会社の支店への従業員の異動」

を意味しており、民間企業のグループ会社間でよく行われています。

出向は民間企業だけでなく公務員でも行われています。

公務員の出向先は?



公務員の出向先は大きく分けて3種類に分けられます。

①国の省庁への出向・・・総務省、環境省、厚生労働省など霞ヶ関にある省庁への出向

②他自治体への出向・・・都庁や県庁、県内市区町村など地方自治体への出向

③民間企業への出向・・・銀行、商社、鉄道会社などへの出向

特に②は都庁の職員であれば23区の区役所に、

23区の職員であれば都庁に出向する可能性が高いです。

東京都と特別区の違いを知りたい方はこんな記事もあります
元特別区職員が東京都と特別区の違いを解説

私の所属自治体では東京都の港湾局や環境局、はたまた福岡の市役所に出向している先輩もいました!

私・あっこの出向話(公務員の出向)

冒頭でも書いた通り、私は区役所で働くことなく入区したその日から

出向という形で別の組織に異動を命じられました。

その当時の出来事について紹介していきたいと思います!
↓↓

入区式当日の昼休みに同期とお昼ご飯に言おうとしたところで、

人事課に呼び出されました。「何かしたかな?もしかしていきなり懲戒免職か!?」

と不安が残る中、人事課がいるフロアに行くと

係長と担当の職員から

「あっこさんは本日から◯◯へ出向してもらいます」

と告げられました。当時は出向の意味すら知らず、戸惑うばかりでしたが

無論断ることもできませんでした。

そのまま午後の研修を終え、出向先に挨拶に行き、歓迎会をしてもらい、、

とにかくその日は刺激的すぎて今でも鮮明に覚えています(笑)

入区日から1週間は区役所での研修があったのでそれに参加しました。

1週間後、研修が終わってからは出向先で業務をすることになり、

その後、研修以外で区役所に足を運ぶことはありませんでした、、、

区役所の職員として骨を埋める覚悟で入区したのにまさかの出向という、、、(笑)

20代という若いうちから出向するメリット・デメリット

次からは新卒で出向した私が感じた

若いうちから出向するメリットデメリットについて紹介します。

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出向するメリット(公務員の出向)

若いうちから出向するメリットには、以下のようなものがあります。

●所属自治体以外のことを知れて、世界が広がる
●人脈が広がる

若いうちから所属自治体以外のことを知ることは非常に大切です。

公務員、特に地方公務員は基本的に同じ地域で仕事をしていくので

どうしても閉鎖的空間になりがちです。

若いうちから他の組織を知っておくことで、自分の所属自治体を客観的に見ることができ、良い意味で組織に染まりにくくなります

また、他市町村などと人脈が広がることにより、出向元に戻ってから仕事に生かすことができます。

他の組織を知れるという経験はとても貴重でした⭐️

出向におけるデメリット(公務員の出向)



次に出向におけるデメリットには以下のようなものがあります

●所属自治体の同期から存在を忘れられる
●所属自治体内部で起こっていることが把握できない
●出向から戻ってきたときのモチベーションの保ち方

僕が感じた一番大きなデメリットは、

出向元の同期に存在すら忘れ去られてしまうことです。

同期は事務職・理系職・保育士合わせて80人ほどいましたが、

出向を命じられたのは私だけでした。

そのため存在を忘れられがちで、たまにある研修で初めましての人や

中には「こんな人いたっけ?」なんてことも言われてました(笑)

また、たまに飲み会に誘われるのですが、いかんせん同期と職場が離れていることもあり、
なかなか行くことができず深い仲になれないこともありました。

しかし、私のことを気にかけて休日に遊びに誘ってくれる同期もいて

本当にありがたかったです。


2つ目に感じたデメリットとしては所属自治体で起きていることが把握しにくいことです。

組織内部のお知らせも郵送で送られてくるのですが、数日〜数週間かかりタイムラグが生じるなんてこともあります。朝のニュースで知ることもありました(笑)

出向していると驚くほど所属自治体の内部情報が入ってきません、、、


3つ目のデメリット「出向から戻ったときのモチベの保ち方」は私の話でなく、
同じ出向先にいた同じ所属自治体の先輩が言っていたことです。その先輩は所属自治体で数年働いてから出向したそうですが、出向先の業務が気に入ってしまい、出向元に戻りたくないと言っていました。

他の先輩も「出向が終わったら転職活動を考えてる」と言っており、

出向が終わってからのモチベの保ち方が難しいようです。

まとめ(公務員の出向)



今回は、私の実体験も含めて感じた、

公務員が出向するメリットとデメリットについて、ご紹介しました。

長い地方公務員人生を考えると、若いタイミングでの出向はメリットが強いと思います。

出向元の課長も「出向で得た経験が今の業務にとても活きている」と言っていました。

また、出向は、将来の自分のキャリアを考える良い機会です。

必ずしも全員に回ってくるわけではないので、間違いなく「チャンス」です!

この記事が出向を考えている人などに少しでもお役に立てば幸いです。

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