元特別区職員が品川区の魅力・課題を紹介

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どうもこんにちは!元特別区職員のあっこです!!

この記事を読んでいる方はおそらく

●公務員を目指している方
●特別区を志望している方
●特別区の二次試験を控えている方

だと思います。

特別区ってどの区がどんなことをしているのか、

1区ずつ調べるのはとても大変ですよね。

そこで!!

このブログ・記事では

元特別区職員私・あっこ

23区それぞれ魅力や現在直面している課題について

各区が発行している「基本構想・基本計画」を参考にしながら

わかりやすく・簡単に紹介しています。

今回は

品川区編!!

ということで品川区の基本的な情報から、魅力・現在直面している課題について

紹介していきます!

●品川区を志望しているけど、品川区をよく知らない
●面接対策として、品川区の魅力や課題を知りたい

そんな方はぜひともこの記事をご覧ください!

この記事はこんな人におすすめ!!
●公務員を目指しており、特別区を志望している方
●特別区を志望することまでは決まっけど、どこの区を志望するかやなんでいる方
●23区それぞれの魅力や直面している課題を知りたい方

※あっこはこんな人間です
【簡単プロフ】
●偏差値30台から早稲田大学に現役合格
●都心の第一志望区に入区するも1年で退職
●自転車で東北・北海道を周る

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品川区役所へのアクセス



品川区役所の本庁舎は

●JR線・東急線・りんかい線大井町駅徒歩8分
●東急大井町線下神明駅徒歩5分

のところに位置しています。

品川区と聞くと品川駅に近いイメージがありますが、品川駅からだと徒歩15分ほど

かかってしまうので、気をつけましょう。

そして、実は品川駅は品川区ではなく港区なのです!!

多くの人が品川駅=品川区だと誤解しがちなので、気をつけましょう!

品川区ってどんなまち?



品川区は、東京湾に面した臨海部と山の手に連なる台地からなり、

古くから交通、交易の拠点として栄え、

考古学発祥の地としての有名な大森貝塚など歴史に名を残す史跡も数多くあるまちです。

品川区の基本情報




品川区の人口は約40万人で、(2020年5月時点)

23区の中では10番目に多い人口数となっています。

また面積は約23平方キロメートルで、23区で10番の広さを持っています。

品川区のエリア

品川区は品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区の5地区に大きく分けられ、それぞれに特徴があります。

●品川エリア


品川駅周辺や臨海部を中心に整備された商業地などの「新しさ・先進性」の魅力と、

旧東海道品川宿の街並みや寺社仏閣、品川浦の水辺空間の「伝統・歴史性」の魅力を

併せ持っています。

また、古くから交通の要衝として、首都・東京の玄関口にふさわしい風情のある地区です。

●大崎エリア


新宿・渋谷・臨海という他の副都心と鉄道でダイレクトにつながり、

職・住・遊・学の拠点になっています。オフィスビルやマンションなどの高層ビルが

立ち並ぶ中、目黒川の桜並木や旧藩邸の池田山公園やねむの木の庭などで

日本らしい四季の彩りを楽しめ、多くの人々を楽しませています。

●大井エリア

大井町駅周辺には商業施設やホテル、文化施設、高層マンションなどが立ち、

区役所の最寄り駅として区の中心拠点になっています。

また、レジャースポットとして人気のある
◯しながわ水族館
◯大井競馬場
◯大森貝塚遺跡庭園

など区内外から訪れる人が多く、楽しいひとときを過ごせるスポットがあります。


●荏原エリア

戸越銀座や武蔵小山、中延などの活気ある商店街が、まちの賑わいと利便性を支えることに

より、住民の日常生活を豊かにしています。

多くの住宅が立ち並ぶこの地域では、区の最重要課題として防災・減災対策が取り組まれ、

どの世代も暮らしやすく安全・安心なまちづくりが進んでいます。

また、みどり豊かな戸越公園や林試の森公園は住民の憩いの場になっています。

●八潮エリア


計画的に造られた大規模団地「八潮パークタウン」は、

みどりと水辺に囲まれた住み心地の良い地区です。

八潮団地周辺には大井ふ頭中央海浜公園や京浜運河緑道公園、

東八潮には潮風公園といった大規模な都立公園があります。

団地内には、保育園、学校、図書館、さらには学校跡地を活用した高齢者や障害者のための

施設も準備されています。

品川区の観光スポット

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しながわ水族館(品川区観光地)




名前から品川駅から近いと思いきや、最寄駅は「大森海岸駅」というしながわ水族館。

ちなみに品川駅から近いところにある水族館は「マクセルアクアパーク品川」です。

マクセルアクアパークよりも規模は小さいですが、クラゲやアザラシ、そして

イルカショーも見ることができます。

そして、普段立ち入ることのできない水族館の裏側を見学できる「裏方ウォッチング」というイベントも行われており、子供に大人気の水族館です。

天王洲アイル(品川区観光地)




東京湾ウォーターフロントの恵まれたロケーションを最大限に生かし、

島を取り囲むボードウォーク(板張りの遊歩道)が憩いの場になっている他、

複数の桟橋を備え、今後、東京エリアで盛んになる舟運の拠点として、

羽田空港と都心をつなぐ交通の結節点として益々の活性化が期待されているエリアです。

オフィス街というイメージが強いですが、多彩なショップがありでおしゃれなデートスポットになっています。

品川区基本構想




品川区は、重点施策である福祉や防災、健康づくりなどの水準を向上することを前提に

3つの理念を掲げて、品川区の向かうべき方向を示しています。

●暮らしが息づく、国際都市品川区をつくる

●伝統と文化を育み活かす品川区をつくる

●区民と区との協働で、「私たちのまち」品川区をつくる

そして以下の将来像を掲げています

輝く笑顔 住み続けたいまち しながわ

また上記の3つの基本理念をもとに、取り組むべき政策を

●地域
●人
●安全

の3つ分野に分けています

【地域分野】

(政策の柱1)誰もがつながる魅力ある地域社会の実現



【目指す姿】

●町会・自治会活動に多くの区民が参加し、地の支え合いや防災活動などの地域 貢献活動が活発に行われ、町会・自治会を中心とした地域のつながりがより深 まっています。

●福祉、防災、子育てなどの身近に起きる課題に対し、町会・自治会をはじめ、社 会貢献活動を行う団体がお互いの専門性や先駆性などの強みを出し合い、連携・ 協力しながら、地域共生社会*の実現に向けて活発に活動しています。

●年齢、性別、国籍等にかかわらず、区民の誰もが地域の一員として、気軽に地域 の活動に参加できるしくみが構築されています。


【課題】
交通の利便性や住みやすさなど、区の魅力の高まりとともに、新しい住民の転入 が続いています。新しい住民の多くは、地域への関わりが総じて弱い傾向にあり、 人口の増加に比して町会・自治会への加入や地域活動への参加があまり進まず、 地域のつながりの希薄化が見られます。また、町会・自治会の人材不足や高齢 化・固定化が進んでいます。

【主な取り組み】

●企業、大学等との協働の推進
●誰もが気軽に立ち寄れる居場所づくり
●コミュニティ施設の機能の充実

【政策の柱2】学びとスポーツの楽しさが広がる環境づくり



【目指す姿】
●生涯を通じて誰もが学びたい時に学ぶことができる環境と機会が 提供されています。

●年齢や障害等の有無にかかわらず、誰もがスポーツを通じて社会参画でき、 お互いの違いを認め合える社会が形成されています。

●「する」スポーツに加え、地域の活性化にもつながる「みる」スポーツの充実もめ ざし、施設が整備されています。

【課題】
●より気軽にいつでも参加できる機会 の場を提供することが重要です。

●地域スポーツクラブの認知度を高め、区民 の身近なスポーツ拠点として機能を発揮していくことが求められています。

【主な取り組み】
●学習やスポーツ情報の多面的な収集と発信
●身近な地域で障害者スポーツに親しめる環境づくり

【政策の柱5】まちの魅力を活かした都市型観光の推進



【目指す姿】
●魅力ある水辺を活用した観光が盛んになるとともに、新たな観光資源の発掘・形 成が進み、にぎわいが創出されています。また、歴史的な名所旧跡、地域のお祭 りや伝統文化、活気ある商店街などを活かした観光が広がり、観光客の多様な ニーズに応えています。

●多様な交通手段とサービスが連携することで、手軽で便利にまちめぐりができる 環境が整い、観光客や区民が快適に地域の回遊を楽しんでいます。


【課題】
●区内には単独で強力な集客力を持つ観光資源が存在せず、地域の歴史や伝統が感 じられる小さな資源が多く点在しているため、これらの魅力をテーマごとに横断 的に束ねて効果的にアピールし、知名度の向上を図ることが重要です。

●貴重な観光資源である目黒川や天王洲アイル、勝島運河等の多様な水辺の知名度の 向上に向け、水辺利活用のための環境整備や活動団体間の連携が課題となります。


【主な取り組み】
●水辺を活かしたイベント開催や散策ルート策定
●外国人観光客に向けた多言語のプロモーションと情報提供
●先端技術の活用による観光客の動向のデータ収集と活用

【人分野】

(政策の柱13)高齢者が安心して暮らせる環境づくり



【目指す姿】
●健康づくりや介護予防の推進、住まいの確保などが充実し、地域包括ケアシステ ム*が構築され、高齢者が安心して地域で自立した日常生活を送っています。
●医療と介護の連携による適切な支援の提供、地域密着型サービス*や常時介護が必 要になった場合のセーフティネット*としての介護保険施設*が整備されています。
●ICT(情報通信技術)、AI(人工知能)等、先端技術の活用による効果的・効率的な介護サービスの提供や情報管理などが行われ、介護人材の確保・育成支援が充 実し、さらに質の高い介護保険事業が運営されています。

【課題】
●高齢者人口の増加を見据え、さらなる自立支援や重度化防止に向け、ケアマネジ メントの質の向上を図ることが重要です。また、介護予防では、自立支援に重点 をおいたサービス内容の充実を図るとともに、高齢者等の区民が支える側となる ような介護予防サービスの展開が必要です。

【主な取り組み】
●健康づくりと介護予防サービスの充実
●在宅介護を支える多様なサービスの充実
●介護福祉サービスを担う人材の確保と育成

 

【安全分野】

(政策の柱16)区民を災害から守る対策の推進



【目指す姿】

●住宅の不燃化や耐震化、避難道路の整備等が進み、発災時における木造住宅密集 地域の防災性が向上するとともに、都市型水害*に強い基盤の整備が充実してい ます。
●「自助」「共助」による自主防災意識*が高まり、区民、防災区民組織*、事業者等の 連携が進展するとともに、災害時のさまざまな要配慮者*への支援体制が構築され ています。
●避難活動、救出・救護活動などの応急活動体制の強化が進むとともに、新たな技 術やさまざまな媒体を用いた情報収集・発信手段が充実しています。

【課題】
●近年の大規模地震や豪雨等の自然災害により明らかとなった課題を踏まえ、品川 区地域防災計画をはじめとした各種の計画を随時更新するとともに、関係機関と の連携強化や受援体制*の構築、民間事業者との協力確保など総合的な災害対策の 推進が必要です。

●延焼火災等に対して改善が必要な住宅密集地が荏原地区を中心に依然として残っ ていることから、不燃化に向け地域と連携して災害に強いまちづくりを行うとと もに、近年の局地的な豪雨対策として下水道施設の整備を都より受託して進めて おり、いずれもスピードアップを図っていく必要があります。


【主な取り組み】
●災害に強い道路ネットワークの整備
●都市型水害に強い基盤の整備
●情報収集発信の強化

最後に(品川区の魅力・課題を紹介)

今回は品川区の基本情報や課題、現在行っている取り組みについて紹介しました。

数少ない観光スポットをいかに増やしていくのか

今後の品川区を注目していきたいですね!!

この記事が品川区を志望している受験生に少しでも役に立てば幸いです。

また、他の区についても紹介しているのでそちらもぜひご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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