受験生真っ只中の皆さん、来年受験生になるみなさん
もう志望校は決まっていますか?
おそらく私立大学を目指す多くの人が「難関大学」や「最難関大学」を志望校に
していると思います。
そして、受験生のほとんどが「最難関大学よりも難関大学の方が合格しやすい」と
思っていることでしょう。
しかし!!決してそんなことはないのです!!
そこでこの記事では難関大学に落ち最難関大学・早稲田大学に現役合格した私が
なぜ難関大学よりも最難関大学の方が合格しやすいと言えるのか説明します。
これを読んでいる受験生は自分の学力を信じてより上のレベルの大学を目指してほしいです!
※以下から「最難関大学」「難関大学」「標準大学」というワードが何回も出てきますが、
参考までにそれぞれ以下のレベルの私立大学を指しています。
最難関大学 | 早稲田大学、慶應義塾大学 |
難関大学 | 上智大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、中央大学、 法政大学、学習院大学、東京理科大学 |
標準大学 | 明治学院大学、成蹊大学、成城大学 |
また、参考までに私が受験した大学とその合否を以下に紹介します。
○早稲田大学人間科学部 →合格
○早稲田大学教育学部 →不合格
○明治大学文学部臨床心理学専攻 →不合格
○立教大学現代心理学部 →不合格
○青山学院大学教育人間科学部心理学科→合格
○駒澤大学文学部心理学科 →合格
難関大学合格には8割必要
ここでまず一つ質問です!
実は確実に合格するためにはテストの8割を取る必要があります。
8割って結構取らないといけないと思いませんか?あまりミスができない印象ですよね。
実際に私も偏差値はそこそこあったものの、難関大学の試験を安定して8割を取ることは難しく、結果として、明治大学と立教大学は落ちてしまいました、
最難関大学は6.5割取れれば合格できる!?
早稲田大学、慶應義塾大学は私立の中では最難関大学という位置付けであり、
多くの人は「最難関大学なんて受かるはずがない」と最初から諦めています。
しかし、赤本の合格最低点を見てみると学部にもよりますが、6.5割でおそらく合格
7割を取れば100%に近い確率で合格できるのです!!
とは言っても最難関大学ということもあり試験は難関大学よりも断然
難しいため、自分の学力をそのレベルまで上げないといけません。
しかし、最難関大学レベルまで学力を上げることができれば合格するチャンスは
全然あります!
かく言う私も本格的に早稲田大学人間科学部を目指し始めたのは高校3年の
夏休み終わりでしたが、半年間必死に勉強してなんとか合格することができまし
た。
また、学力レベルを最難関大学まで上げることで1つメリットが生まれます。
難関大学に合格しやすくなる
私が受験生の頃、予備校の先生がこんなことを言っていました。
「難関大学合格者には3パターンの受験者がおり、それぞれ毎年一定の比率がある」
①難関大学が第一志望で見事合格(3割)
②最難関大学を落ちて滑り止めで難関大学に合格(6割)
③難関大学以下が第一志望だったが、運良く難関大学に合格(1割)
③のパターンは置いておいて、実は難関大学が第一志望の受験生の中で、無事に難関大学に合格できるのは3割しかいないのです。
難関大学に合格している半分以上の受験生は最難関大学から落ちてきた組なのです。
そのため、最難関大学レベルまで学力を上げておくことで、難関大学にも合格できる確率が上がるのです。
「最難関大学に行こうとは思わないが、難関大学には絶対に合格したい!」という方も
最難関大学レベルの勉強をしておくことを強くお勧めします!!
赤本は倍率より最低点を見ろ!!
受験生の皆さんは赤本を使うことになると思いますが、
赤本のどこを見ていますか?問題だけ解いて終わっていませんか?
赤本には最初の方に過去5〜8年の倍率や各年の合格最低点が載っています。
多くの受験生は倍率のみ見て
「この大学は毎年8〜10倍なんだ、私には難しいかも」
と思っているかと思います。もちろん倍率も重要な指標ですが、
私は倍率よりも過去の合格最低点がの方が重要だと思っています。
【終わりに】目標は高く!妥協しない
毎年多くの受験生が志望校選びに悩んでいます。
難関大学にするか、頑張って最難関を目指すのか。
もちろんやりたいことが決まっている、行きたい大学があるに越したことはありません。
しかし、行きたい大学が見つからず迷っているときは上のレベルの大学に照準を合わせましょう。
そうすることで直前に行きたい大学が決まった時でも学力が足りている状態にすることができます。
この記事を読んでくれた受験生が笑顔で受験を終えることができるのを心から祈って
います!