どうもAKGです!
大学受験生を控えている受験生のみなさん!
と古文を疎かにしている受験生はいませんか?
古文は現在の日本語とは言葉や文法が異なることから、苦手科目とする受験生が多いのは事実です。
しかし、古文はセンター試験を始め、多くの文系学部で出題される分野であり、国語全体の3〜5割を占める大学もあります。
志望校に合格するためには、古文を克服することが必要不可欠です。
古文は一見難しいように感じますが、古語や文法をしっかり抑えればある程度読めるようになる「コスパの良い教科」です!
そこで今回は実際に私が受験勉強で使用していた古典の参考書や勉強の仕方について紹介していきます。
古文をまだ勉強していない人も勉強しているけどつまづいてしまう人も、この記事を読んで古文の苦手意識を少しでも克服しましょう!!
古文は暗記科目である!!
まず受験生のみなさんにお伝えしたいのは
『古文は暗記科目である!!』
ということです。
現代文は読解はともかく文章自体はなんとなく読めると思います。
しかし、古文は古語や文法の勉強をせずにいきなり文章を読んでも、そもそも何について書いている文章なのかわからずチンプンカンプンに終わってしまいます。
古文は文章を読むまでに
◯古語を覚える
◯動詞、助動詞などの活用形を覚える
◯古典常識を覚える
など様々なステップを踏まなければ文章が読めるようになりません。
と思う受験生もいると思います。
しかし、逆に言えば古文は
『古語や文法など基本事項さえ覚えてしまえば問題が解けるようになる!』
科目なのです!!
そして、社会科目の暗記と違って、動詞・助動詞の活用など、規則性があるなど覚えるべきことはそこまで多くありません。
古文は覚えるという単調作業をどこまでこなせるかで今後の得点に関わってきます。
ではどんな参考書を使っていけば良いのか悩む受験生も多いと思います。
そこでこの記事では実際に私が受験勉強で使用していた参考書について紹介していきます。
少しでも受験生みなさんの参考になれば嬉しいです!!
古文は大きく分けて4つの分野に分かれている!
古文と一口に言っても古文は主に
◯古文単語
◯古典文法
◯古典常識
◯文章読解
の4つのカテゴリーから構成されています。
よく
という受験生がいますが、どれかに特化していても古文の文章が読めるようになる訳ではありません。
4つのカテゴリーを満遍なく勉強することで文章が読めるようになり、点数に繋がっていきます。
それではカテゴリーごとに紹介していきます。
【単語帳①】読んで見て覚える重要古文単語315
私は『読んで見て覚える重要古文単語315』を使用していました。
この単語帳は単語の意味だけでなくその単語の語源や覚え方についてイラストが載っているため、単語の暗記という単調作業が苦手な方でも取り組み易くなっています。
また、語源やイラストが載っていることでより深く学ぶことができ長期的な記憶として定着することができます。
そして、この単語帳は単語だけでなく後半部分に慣用句、古典文法、古典常識なども載っており1冊で幅広い学習ができるようになります。
私は古典常識はこの単語帳でしか勉強していませんでした!
「古文単語が315個しか載ってないのは少ないのでは?」と思われがちですが、
慣用句や派生語なども含めると500くらいはあります。
これ1冊でセンター試験〜難関大学(明治、立教、青山など)までなら対応できます。
早稲田や難関国公立は少し足りないかもしれません。
私は早稲田大学を志望していたのでもう1冊単語帳を使用していました。
【単語帳②】二刀流古文単語634
私が使っていた2つ目の単語帳は『二刀流古文単語634』になります。
2冊目にこの単語帳を選んだ理由は
①とにかく載っている単語数が多い
②文章読解が載っているため文章の中で活きた古文単語を身につけることができる
という点です。
この単語帳はタイトル通り634個の古文単語が載っており、掲載単語数は他の単語帳に比べても多いです。
また、『二刀流』という通り、この単語帳は「暗記編」と「読解編」に分かれており、勉強した単語が身に付いているか読解編を通して確認することができます。
そして読解編で文章を読んでいく中で、古文の読解力も身につけることができます。
私は英語もそうでしたが、文章の中で単語を覚えていくのが好きだったので、二刀流は自分に合っていました。
英単語の勉強で『速読英単語』を使用している受験生は古文単語の勉強でこの単語帳を強くオススメします!
【古典文法①】とにかく問題を解きたい方向け!
ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル
私が古典文法で使用していた参考書は
『ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル』です。
この参考書を使用していたり理由は
①問題を解く中で文法の知識を身に付けたい
②簡単な問題から入試レベルの問題まであるのでステップアップしながら進めることができる
という点です。
とにかく問題を解きながら覚えたいという受験生にオススメです。
一方で解説が薄めで、丁寧ではないのでイチから文法を学びたい受験生には向かないかもしれません。
イチから文法を学びたい受験生には以下の参考書がオススメです!
【古典文法②】まずは基礎を理解したい方向け!
古文教室 古典文法編
まずは最低限の古典文法から学びたい受験生にオススメなのが
『古文教室 古典文法編』という参考書です。
この参考書は
◯基本的な文法から載っているので、古典文法に苦手意識がある受験生でもイチから学ぶことができる
◯講義形式で参考書なので飽きることなく進められる
という点が特徴です。
しかし、
◯文法のまとめが最後の数ページにしか載っていない
◯講義形式での解説が中心で問題演習がほとんどない
のがデメリットもあります。
今後別の参考書で問題演習をすること前提でこちらを古典文法の最初の1冊としていくのがオススメです!
【文章読解】マーク式基礎問題集 古文
さて、これまで紹介してきた
◯古文単語
◯古典常識
◯古典文法
をある程度勉強してきたら、文章読解に取り組みましょう!
私が文章読解に取り組む際に使用していた参考書は
『マーク式基礎問題集 古文』です。
私はセンター形式の古文が苦手であり、センター形式に慣れたいという点からこの問題集に手をつけました。
レベルはセンター試験よりもやや簡単くらいなので、過去問や模試に手を出す前段として、この参考書を一通り解いてみることをオススメします。
マーク式基礎問題集 古文の使い方
1.問題を解く(制限時間は30分)
まずは問題を解きましょう。
その際、なぜその答えになるのか根拠をはっきりさせましょう。
私は答えの根拠ととなる文に線を引いていました。
また、本文中では主語などが省略されることが多いので
「会話の主語は誰か」「誰と誰の会話」なのか主語を補ってみましょう。
2.答え合わせをする
答え合わせをする際にも、ただ正解かどうかだけ確かめるのではなく
◯自分で見つけた答えの根拠が解説と一致しているか
◯間違えた問題はなぜ間違えたのか、どの文が根拠になっているのか
◯主語が解説と一致しているか
なども確かめましょう。
3.自分の知らない単語や文法を単語帳や参考書で確かめる
文中に自分の知らない単語や文法が出てきた際は、単語帳や参考書で確かめましょう。
初めてみた単語などがあれば、それらもインプットすることで語彙力をあげることにもつながります。
1〜3の流れを繰り返す
マーク式基礎問題集古文は最低でも2週は繰り返しましょう。
2週目に入るときにはある程度読解力がついており、1週目よりもスラスラ読めるようになっているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んだだけで終わらずぜひ自分で行動に移してみてください。
最初は思うように点数が伸びず心配になることもあるかと思います。
しかし、自分を信じて継続してください!
努力を決してあなたを裏切りません。
みなさんが古文を克服し、志望校に合格できることを心から祈っております!
それではまた!