東京都と特別区どっちを受験するべき?それぞれのメリット・デメリットを紹介!

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東京都で公務員として働きたいと考えている人が
必ずと言って良いほど悩む問題があります。それは

東京都と特別区どちらを受験するか

ということです。

東京都と特別区の試験は毎年必ず同じ日程(5月の第1日曜日)で行われるため、

どちらか一方しか受験できないのです。

勤務地としては同じ東京都なわけですが、働く上で多くの違いが出てきます。

かくいう私も、公務員を目指すとき、最後の最後まで東京都(都庁)と特別区どちらを受験するか悩んでいました。

そこでこの記事では悩みに悩んだ結果、特別区を受験し無事に特別区職員になれた私・あっこが

◯東京都・特別区について
○東京都・特別区の魅力・デメリット
○なぜ最終的に特別区にしたのか

について紹介していきます。

※私は事務職で公務員を受験していたので、事務職寄りの話になってしまうこと
ご了承ください

僕は元公務員(特別区職員)としてブログやYouTubeで
✔️公務員に関する役立つ情報
✔️特別区合格に関するアドバイス
など公務員志望者に役立つ情報を発信しています
公務員志望者必見のYouTube チャンネルはこちら

この記事はこんな人におすすめ
○公務員を目指している人
○東京都と特別区どちらを受験するか悩んでいる方
○東京都と特別区について知りたい方

【関連記事】

・最終合格=採用ではない!?特別区 区面接の傾向や対策

・知らないとヤバイ!?特別区 採用面接の落とし穴

・【知らないとやばい!?】特別区二次試験を突破するために

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都庁について

都庁と聞いてまずみなさんが想像するのが

こんな建物や

こんな建物だと思います!!

東京を代表する建物ですね。これを見るために日本に来る外国人もいるそうです。

こんな建物で働けたら仕事が楽しく感じそうですよね。

そんな東京都の魅力働く上でのデメリットを紹介します。

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【東京都の魅力その1】仕事のスケールが大きく東京の未来に携わることができる

東京都の職員として働く1番の魅力は世界有数の経済都市に携われることです。

東京は世界的にも注目されており、今後ますます発展していくことが予想されます。

また、今年2020年にはオリンピック・パラリンピックが開催によってより世界に注目さ

れる都市を目指すということで、技術職の採用にも力を入れており、

よりいっそう観光やまちづくりが進んでいきます

より都民にとって重要となる計画を策定していくこととなるので、間違いなくやりがいは

あり、そんな都市の発展に携われることは特別区の職員ではできないことです。

【東京都のデメリットその1】職員全員が都庁で働けるわけじゃない

ありがたいことに、私は前職の経験から都庁で働いている先輩職員と

プライベートで遊ぶほど仲良くさせていただいています。

そんな都庁の先輩から聞いた話なのですが、先ほどの建物で働いてる職員は

全体の3割ほどしかいないということです。

「じゃあ残りの7割はどこで働いているの?」

残りの7割の職員は東京都の小学校、税務署の事務職として働いていたり、

東京水道局港湾局、中には特別区の各区役所に出向という形で働いています。

新卒で採用されるとまずほとんどの人は小学校や税務署の事務に配属されます。

そこから4〜5年でジョブローテーションをしていき、都庁で働くことができるようです。

そのため、「最初から都庁で働ける」という先入観を持っていると

入都した際にギャップを感じてしまいます。

【東京都のデメリットその2】転勤の可能性がある

先述の通り、東京都は都庁以外に多くの学校や税務署などの出先機関が

都内全域になるので、配属先によってはそこに飛ばされる可能性があります。

初めは都心で勤務できても、異動で東京都近郊に飛ばされてしまうことがあり、

引越しをしなければならない場合もあります。

特別区について

特別区とは

特別区は東京都にある23区の総称です。23区はそのひとつひとつが

横浜市やさいたま市と同様、住民に最も近い基礎自治体です。

ではなぜ、政令指定都市のように1つにまとめないのか

それは、特別区には1つの自治体では到底抱え切れないほどの人々が活動している

からです。現在特別区には930万人もの人が住んでおり、そこで働く人も含めると

実に1000万人もの人が特別区で活動しているのです。

そんな大都市を1つの自治体で処理するのはあまりにも難しいことから23個の地域に

わけたのです。

東京都・特別区の職員を目指すならこの1冊!

特別区の魅力その1:地域密着で仕事ができる

先ほども書いた通り、特別区は基礎自治体なので、区役所や出張所等での区民対応

が主な業務になります。そこで暮している区民に寄り添い、

区民によりよい街だと思ってもらえるような町づくりができることが特別区で働く

魅力の1つになります。

特別区の魅力その2:転勤がない

東京都職員は東京全域の異動、はたまた小笠原諸島に異動することもありますが、

特別区の場合は原則区外に出ることはなく、その区で働き続けることになります

(筆者は1年目から民間企業に出向するなど、イレギュラーなこともありますが)

東京都のように広い異動はないので、家を購入しても引っ越すを伴う転勤もないので

今後の人生設計を立てやすくなるのも魅力の一つです。

「ずっと東京の都心にいたい!!!!」

という人にはうってつけです

【特別区のデメリットその1】定年まで職場が変わらず飽きてしまう

特別区は先述したように出向などがない限りは基本的に定年まで

同じ地域で働くことになります。転勤をする必要がないというメリットがある反面

数十年同じ地域で働くことに飽きてしまう可能性があります。

自分の区を好きになれれば良いですが、そうでない場合かなりきついかもしれません。

【特別区のデメリットその2】必ずしも自分の行きたい区に行けるわけではない

特別区は二次試験である面接を乗り越え最終合格となるわけですが

それで終わりではなく、最後に区による採用面接があります。

その採用面接に合格すれば晴れてその区の職員になれるわけですが、必ずしも自分

の行きたい区から採用面接の連絡が来るわけではありません

最終合格時の順位により、順位が良ければ希望の区から採用面接の連絡が来ますが、

そうでない場合は希望していない区から連絡がきます。

区の採用面接について以下の記事でより詳しく書いているので是非ご覧ください。

【関連記事】
・最終合格=採用ではない!?特別区 区面接の傾向や対策

・特別区のアレコレ・疑問答えました!【一次試験〜採用面接】

・知らないとヤバイ!?特別区 採用面接の落とし穴

・【知らないとやばい!?】特別区二次試験を突破するために

なぜ最終的に特別区を志望したのか

ここまで東京都と特別区の魅力やデメリットについて書いてきました。

それらを踏まえて上で、なぜ僕が特別区を志望したのか。

その理由について書いていきます。

【特別区を志望した理由その1】ずっと都心で働きたかった

僕が特別区を志望した1番の理由が「ずっと都心で働きたかった」からです。

もともと僕が公務員を目指した理由が「転勤したくない。死ぬまで東京にいたい」

という割と消極的な理由ですが、正直東京の中でも近郊にはいきたくなく、

ずっと都心にいたかったのです。東京都は都内で働くことはできますが、

異動の際近郊に飛ばされてしまう可能性があり、僕はそれすらも嫌でした。

一方特別区であればほとんどの区が都心にあるので、特別区を志望しました。

【特別区を志望した理由その2】東京都の問題形式が自分に合っていなかった

最終的に特別区を志望した僕ですが、正直最後の最後までどちらにするか悩んでいました。

それでも特別区にした決め手は

東京都の問題形式が自分に合わなかった

からです。

東京都Ⅰ類の事務職は
・教養試験
・専門記述
・面接

という形式ですが、専門記述が自分にはできないと思いました。

一方で特別区は教養試験と専門試験が全てマーク式であるため、それであれば合格できると思い、最終的に特別区を志望しました。

まとめ(東京都と特別区の違い)

今回は東京都・特別区の魅力やデメリットについて、僕が特別区を志望した理由について

紹介しました。

今回の記事が東京都と特別区、どちらを受験するか悩んでいる方に少しでも参考になれば

嬉しいです。

それではまた!!

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