【特別区受験者必見】知らないとやばい?特別区二次試験を突破するために

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どうも元特別区職員のあっこです!!

自己採点をして手応えが合った人の中には、

すでに二次試験である面接試験の対策をしているのではないでしょうか。

もちろん面接試験の対策は重要ですが、

特別区の面接試験は他の自治体と比べても変わっており、

面接の対策だけでなく当日どのような感じで行われるのかを知っておく必要があります。

そこでこの記事では

実際に特別区から内定をもらった私あっこが、

特別区の二次試験の流れやここには気をつけろ!

という注意点について解説していきます。

※僕は元特別区職員としてYouTubeで
✔️特別区各区の魅力や課題
✔️特別区合格アドバイス
など特別区志望者に役立つ情報を発信しています。
YouTubeチャンネルはこちらから

<この記事はこんな方にオススメ>
◯特別区を志望している受験生
◯特別区の二次試験の面接について知りたい方

元特別区職員が特別区の面接カードの添削をします 実際に特別区から内定をもらった元職員による添削!
目次
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二次試験(面接試験)について【特別区試験】



一次試験受験者が12000人くらいだとすると、

4000人近い受験者が一次試験を突破できます。

一次試験に合格した人は特別区人事委員会による面接試験を受けることになります。

4000人の中からおよそ2000人が面接試験を突破し最終合格となります。
 
最終合格後は各区の採用面接を受けることになり、

区の面接に合格するとその区に採用ということになります。

一昔前の特別区の二次試験である面接試験は2回行われていたそうですが、

現在は1回のみです。

場所は東京都大田区の「産業プラザ」です。

日時は毎年7月上旬〜下旬にかけて行われます。

暑い時期にスーツを着るのは辛いですね、、、

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合格発表を待ってから面接対策は遅い!?【特別区試験】




特別区の一次試験の合格発表は毎年6月の中旬〜上旬にかけて行われます。

また、二次試験は7月の上旬〜下旬にかけて行われますが、

二次試験がいつになるのかは合格発表が郵送で送られてくるまでわかりません

万が一、二次試験が7月の上旬であった場合、

約2週間ほどしか面接対策に時間をかけることができません。

面接対策の中には
◯面接カードの内容を考え記入
◯面接の練習(2〜3回は必要)
◯特別区の取り組みについて勉強

などたくさんのことをやらなければならないため、時間が足りません。

ではどうするのか!!

それは、

一次試験の答え合わせを自分で行い、合格ラインに達していたらその時点で二次試験の対策を始める

ことです!

特別区は一次試験後、2〜3日で特別区のホームページに解答が載せられます。

それを見て自分で答え合わせをし、合格ラインを超えていれば「合格していると仮定」し

二次試験の準備を始めてしまいましょう。

特別区一次試験の合格ラインって何点なの?【特別区試験】

先ほど「一次試験が合格ラインに達していたら二次試験の対策を始める」といいましたが

●筆記試験の合格LINEは何点なのか
●何点取っていれば一次は通過できるのか

と疑問に思う方もいるかと思います。

これはあくまでも参考程度(もう一度いいます、あくまでも参考程度です)に受け取っていただきたのですが、


教養試験+専門試験の合計点数が55点以上であれば

ほぼ間違いなく一次試験は通過できると言われています。

(論文試験が規定文字数に達していないなどがない場合)

教養+専門の合計が50〜55点の場合でも、

論文が最低限書けていればおそらく一次は通過できます。

特別区の足切りは他の自治体に比べても低いことで有名なので、

上記の点数より低い場合でも一次を通過できる可能性あります。
(私が受けた年の受験者の中には教養20点、専門20点でも一次を通過していた方がいました)


いずれにせよ、合格発表を待ってから面接対策をするのは

時間が足りないので自己採点をして、早い段階から面接対策を行いましょう。

面接カードの記入【特別区試験】




一次試験合格者には、二次試験で使用する面接カードが郵送されてきます。

面接カードを二次試験日までに記入して、試験当日に持参し提出
することになります。

特別区の二次試験は基本的に面接カードに沿って行われるので、

事前の準備が重要になります。

参考までに平成29年度特別区一類試験の面接カーに記入する事項を載せておきます。

①あなたの強みは何ですか。それをいかしてどのような仕事に挑戦したいか、特別区の志望動機も含めて具体的に書いてください。※面接の冒頭に3分程度でプレゼンテーションをしていただきます。
②あなたが今まで最も困難だと感じた状況を挙げ、それをどのように乗り越えたかを教えてください。
③チームやグループで目標を達成した経験について教えてください。そこでのあなたの役割と、独自のアイディア等によってどのようにチームやグループに貢献したか、具体的に書いてください。



鉛筆で下書きをしてからボールペンで書きましょう。

会場に到着したら【特別区試験】

会場には余裕を持って、集合時間の1時間前くらいには到着できるようにしましょう。

会場である「大田区産業プラザ」に着いたらまずは受付です。

受付で事前に書いた面接カード(原本+コピー3部)を提出します。

ここで気をつけてほしいことが2つあります!!

【1つ目】当日までに必ずコピーを3部用意!【特別区試験】

受験者の中には緊張からかコピーをしてくるのを忘れる方が結構います。

会場の近くにはコンビニがあるため、

万が一コピーを忘れてしまった際はコンビニでコピーすることができます。

しかし、その時点で自分の精神的に心穏やかではないので、

試験前日までに確実に面接カードを3部コピーを用意しておきましょう。

 ※令和2年度より二次試験の書類は当日持参ではなく事前郵送に変わりました。

【2つ目】自分の確認用にもう1部コピーしておく【特別区試験】

先ほど、受付時に「原本とコピー3部を提出」といいましたが、

その分しか用意していないと、待ち時間に面接カードの確認ができなくなってしまいます。

当日待ち時間に最後の確認をするかどうかは人次第ですが、

あるに越したことはないので、

念のため提出用のコピー3部の他にもう1部コピーをしておきましょう。

コピーは全部で4部あると安心ですね!

受付で提出した面接カードは運営側で面接官まで渡ります。

面接カードを受付で提出した後、運営側から番号のついたカードを渡されます。

番号によって待合室が異なるので、受付で支持された部屋まで向かい、

時間まで待機していましょう。

ここでぜひ行ってほしいのは

「部屋でずっと待っているのではなく、会場内をうろつく」

ことです!

待合室では大半の受験者が面接カードの確認をしており、

異様な空気が流れています。

私はそんな空気の中にいたくなかったので、

部屋を出て会場内をうろついておりました(笑)

身体を動かすことで気分転換にもなるので、オススメです^-^

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いよいよ面接開始!【特別区試験】

さて、時間になると部屋の受験者全員が面接会場まで移動します。

ここで気をつけてほしいのは、

特別区の面接試験は形式がかなり特殊だということです。

というのも、

一つの大きな部屋をパネルで30〜40のブースに分けて面接が行われます。

私も話しでは聞いていましたが、

実際にその光景を見たときはびっくりしました。

●特別区面接試験のブース例


そして、面接開始時間は全員同じであり、

時間になると試験開始のアナウンスを合図に

30〜40人の面接が一斉に始まるため、

隣の面接の声が聞こえてくるほど会場内はうるさくなります。

そのため、気をつけてほしいことがあります。

面接はなるべく大きな声でハキハキ話す【特別区試験】

声が小さかったり、ごにょごにょ声で話してしまうと、

隣の面接の声にかき消されてしまい、

自分の声が面接官まで届きません。

面接官から聞き取りづらいと思われてしまうと

それだけで印象が悪くなってしまいます。

話す内容はもちろん大事ですが、

それよりも大きな声で元気さをアピールする方が重要です^-^

といっても面接でいきなり大きな声を出せる人は

なかなかいないと思いますので、

朝起きたら少し声を出しておくなど、

面接前に声を出して慣しておくことをオススメします。

私の周りで合格した人の中で、面接前に1時間ほどカラオケに行ってから会場に行った

人もいましたが、案外良いアイデアかもしれません(笑)

二次面接の形式【特別区試験】

特別区の二次面接は

面接官が3名、受験者が1名の3:1の個人面接

が行われます。

ブースごとに面接官がおり、どの面接官になるかは完全に運です。

面接時間は約30分間です。

受付で渡された番号がブース番号となり

各ブースにつき受験者が3名が振り分けられています。

3人の中から順番に面接をしていくため、

3番目の人は1時間近く待たされることになります。



試験開始のアナウンスを合図に入室しましょう。

扉はありませんが、「失礼します」と一言言ってから入室しましょう。


面接の内容について【特別区試験】

面接が始まるとまずは、面接官が受験者の緊張をほぐしてくれる簡単な質問をしてくれます。

以下が最初に聞かれる質問の類です。
◯どうやってここまできたか
◯朝食・昼食はしっかり食べたか
◯緊張しているか

これらの質問には緊張せず素直に答えましょう。

3分間プレゼンテーションについて【特別区試験】

緊張をほぐす質問が終わると、早速具体的な質問内容に入りますが、

まずは3分間のプレゼンテーションをします。

3分間プレゼンテーションの良し悪しがその後の面接にも左右してくるので

プレゼンの練習はしっかり行いましょう。

理想は

「2分55秒〜3分05秒」までに収める

ことです。それより長ったり、逆に短かったりすると

「この人はしっかり対策をしてきていない」

と捉えられてしまいます。

私は家でストップウォッチを使って50回以上は練習しました。

おかげで2分57秒に収めることができました。

プレゼンの話す順番としては
自分の強み→それを裏付けるエピソード→特別区を志望する理由・特別区でやりたい仕事→強みをどういかせるか

という流れが構成的には話しやすいのではないかと思います。

もちろんあくまで一例ですのでこれにとらわれる必要はありません。

具体的な質問内容【特別区試験】

3分間のプレゼンテーションが終わると、面接カードに沿って具体的な質問が始まります。

私が本番に質問された内容について覚えている限りで紹介します。

・どうして特別区を志望したのか
・特別区の人口知ってる?
・特別区の課題について知っているものがあれば教えて
・特別区の取り組みで知っているものを教えて
・特別区でやりたい仕事、他にはある?
・面接カードでは強みを書いてもらったが自分の弱みは何か
・サークルで幹事長をやっていたということだが、一番大変だったことは何か
・それを解決するためにどんな行動をとったか
・アルバイトで塾講師をしていたということだが、一番大変だったことは?
・それをどう乗り越えた?


質問は面接官によって変わるのであくまで参考程度にしていただけたらと思います。

また、特別区外出身の方は

「出身が特別区ではないけど出身の自治体ではなくどうして特別区を志望したの?」と聞かれる可能性が高い

のできちんと答えられるようにしておきましょう。

具体的には
◯出身の自治体ではできないけど、特別区ではできること
◯特別区ならではの課題

について言及すると良いと思います。


私は『災害対策』をメインで書いていたので

「災害が発生した際、特別区では多くの帰宅困難者が発生する、、、」

などで乗り切りました。

特別区の面接は結構深掘りされる!【特別区試験】

特別区は面接時間が30分と長いので、

面接カードに書いていないことも聞かれます。

また、話したエピソード以外に「他には?」と形で聞かれますので

複数エピソードを用意しておく必要があります。

<例>
・特別区でやりたい仕事他にはある?(×2〜3)
・特別区の課題って他に何かある?
・自分の長所他にはある?


それなりに掘り下げられるので例えば「特別区でやりたい仕事」

であれば3つほど考えておくなど、

1つのことに対して答えを2〜3つは持っておくようにしましょう。

なるべく嘘はつかない!わからないときは正直に!【特別区試験】


面接官の質問の中には自分が知らない質問が来ることがあります。

<例>
・特別区の人口って何人か知ってる?(これは必ず答えられるように!)
・◯◯区の昼間人口と夜間人口知ってる?
・災害対策で◯◯区が行なっている取り組みを教えて

といったような調べていないと答えられないような質問が来て、

答えられない場合は素直に

「すみません、勉強不足です」

と答えましょう。

素直に答えれば、知らないことがマイナスになることはありません。

間違っても「適当に答える」「嘘をつく」のはやめましょう。

面接官もプロなので嘘はバレます。

嘘はつかず知らないことは「知らない」と素直に答えましょう。

少し考えたい時はその旨を素直に伝える!【特別区試験】

面接官の質問の中には、すぐには答えられず、

考える時間が欲しいようなものが来ることがあります。

そんなとき、慌てて答えても面接官にとって良い評価にはなりません。

少し考える時間がほしい時は

「申し訳ありません、少々お時間いただいてもよろしいでしょうか」

と素直に言いましょう。

面接官は「どうぞ」としっかり待ってくれます。

とっさに答えて変なことを言ってしまうくらいであれば、

考える時間をいただきましょう。

しかし、考えすぎもそれだけで面接が終わってしまうので、

考える時間はどんなに長くても1分までにしましょう。

【おまけ】 特別区の情報はどこで集めたら良いか【特別区試験】



面接対策では特別区の各区がどのような取り組みをしているのかなど、

最低でも試験申し込み時に志望した3つの区については

知っておく必要があります。

また、二次試験時に知っておけば、

その後の採用面接時にも活かすことができます。

特別区の情報は主に以下のようなところで知ることができるので、

ぜひ活用してください。

東京区政会館【特別区の情報収集その1】【特別区試験】

東京区政会館は飯田橋から徒歩5分ほど歩いたところにあります。

区政会館には特別区の各区の概要や取り組みが載っている

パンフレットや区報が置いてあります。

私は二次試験・採用面接の対策をするためにほぼ毎日入り浸っていました。

クーラーも効いていて快適なのでオススメです!

街歩き【特別区の情報収集その2】【特別区試験】

自分の志望する区について、実際に街に行って歩いてみるのも、

やっておいて損はありません。

面接では「〇〇区を志望しているということですが、実際に行ってどうでしたか」

など聞かれることもあります。

資料で知るのと実際に行って感じるのではまた違ったものがありますので、

自分の志望する区については現地に足を運んでみましょう。

まとめ【特別区に合格するために】

今回は特別区の二次試験である面接について紹介しました。

二次試験の倍率は1〜2倍ほどで高くはありませんが、

その油断が命取りとなります。

二次受験者4000人から最終合格を手に取ることはできるのは

2000人程度なので、約2000人の人は残念ながらあと一歩のところで落ちてしまうのです。

せっかくのチャンスを取りこぼすことがないように

二次試験の対策もしっかりと行いましょう!

この記事が少しでも特別区受験者の参考になれば幸いです!

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